ONO plusブログ

ONO plusではスリット加工をする際にシェア刃という刃をよく使用します。このシェア刃はハサミのようにフィルムを上下の刃で挟んで切るのですが、自社でシェア刃を使用した際に端部のキズに悩まれたことはございませんか?(刃の種類と用途については【過去記事】をご覧ください)

今回はその解決方法の一例をご紹介させていただきます。

●ピースに接触して発生する場合


この場合はピースにアールを付けることで解消が見込めます。


●刃の角に接触して発生する場合


この場合は複数の解消方法が検討できます。

①刃の向きを変える


刃の向きを変えることで良品の確保を優先するパターンです。
原因は解消できておりませんがキズ部分は耳ロスとして処理されます。

なお、こちらの方法でも多丁取りが可能です。


②刃の種類を変える

刃先が細く刃の角にフィルムが接触しないためキズ解消が見込めます。

このようなキズは厚膜のフィルムに発生しやすいです。
フィルムのキズにお悩みの方は是非ONO plusまでお問い合わせ下さい。

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■光学系フィルムのキズ検査についてはこちら
https://ono-plus.com/?p=1056