2021.03.24
データ保存システム
ONOplusでは品質保証の面で役立つフィルムレコーダーがあります。 フィルムレコーダーはフィルム業界のドライブレコーダーです。 不具合発生時に加工報告書だけではお客様に上手く説明できない事も動画とデータで自信を持って説明でき、次への対策に役立ちます。 フィルムレコーダーには2つのシステム、「動画保存システム」、「データ保存システム」があります。8号機では「動画保存システム」と「データ保存システム」の両方を備えています。 「動画保存システム」を備えているのはFactory-Ⅰ 8号機だけですが「データ保存システム」は色々な機台に実装されています。 Factory-Ⅰの3,4,5,6号機、Yawata-Factoryの1,2,5,6,12号機が「データ保存システム」に対応しています。 今回は「データ保存システム」についてもう少し深く説明します。 前回の動画保存システムについては「http://ono-plus.com/?p=636」 前回のデータ保存システムについては「https://ono-plus.com/?p=497」 データ保存システム 5秒毎の設定値データを保存できるので、今までできなかった巻中の保証が可能になりました。 加工では様々なデータがあります。 例 ライン速度 巻取長 巻取張力 巻取押圧 コロナ設定値(機台によってデータが取れない機台有り)など データがある事のメリット ①ミスの原因究明が早い。 ②データに問題がなく、不具合が発生した場合に設定値に問題が無かったという証明になる。 ③データでの説明でユーザー様の信頼度もUP!! 例えば、巻き締まり発生した場合 データが無いと 「何が原因かわからない」「加工報告書に記入している設定しかわからない」となりますが… データが有ると下図の通り 操作ミスなのか、設定値自体の問題かどうかが分かります! 実際のデータは下図です。(サンプルデータです。) ONO plusのホームページ 「https://ono-plus.com」 ONO plus採用サイト 「https://recruit.ono-plus.com」