2021.07.28
新工場の認証監査
ONO plusでは今月7月5日からHonjo-Factoryが稼働を開始しました。またお盆休暇明けには宇治田原工業団地でFactory-Ⅲが新たに稼働開始予定となっており、連続して新工場の立ち上げを行なっています。Honjo-Factoryはこれまで当社の弱点でもあった関東地域でのスリット、コロナ加工を可能とする新工場であり、Factory-Ⅲは従来よりも更に厳しい品質を要求される光学系フィルムの加工に対応する工場になります。 そして新工場の稼働開始に欠かせないのが、お客様による新工場認証監査です。Honjo-Factoryはすでに数社のお客様に認証監査を実施して頂き、以降も監査予定が続いています。Factory-Ⅲもすでに認証監査の予定をいくつか頂いております。認証監査は品質保証部の方々により、主に下記の流れで行なわれることが一般的です。 ①オープニング ②事前に提出済みの自己評価チェックシートによる書類監査 ③工場内の見学および細部のチェック ④実際の加工品の品質チェック ⑤QC工程図、手順書、基準書など標準類のチェック ⑥クロージング 監査終了後は改善のネタとしてご指摘を頂いたり、また弊社工場についてお褒めの言葉を頂いたり、お客様から様々なコメントを頂きます。設備や加工器具のリスト見直し、社内教育の仕組みについてのご指摘、記録類の改良など、改善につきましては自分たちでは普段気付かないような外部からの目線でご指摘を頂くことが出来ます。我々がワンランク上の加工会社になっていくためには、お客様から頂くお言葉は非常に重要な我が社の財産となります。 来月8月下旬にはHonjo-FactoryとFactory-ⅢをISO適用範囲とするために、適用範囲の拡大審査がISO審査機関によって行なわれる予定となっています。日頃のお客様のご指導を活かして、ISO審査にも臨んでいきたいと思います。 ■関連リンク 新生Factory-Ⅲ 関東自社工場オープン