2019.01.23
フィルム加工で発生する問題と原因【ニキビ編】
フィルムに発生する不具合の中で特に発生しやすいものの一つが【ニキビ】です。 【ピンプル】【ピラミッド】【凸(トツ、デコ)】等とも呼ばれています。 ニキビが発生する主な要因は下記の3つです。 1.異物が核となるケース フィルムがロール状に積層される際、異物を起点としてニキビが発生します。 大きなニキビが1つできるのみで群発しないことが多いです。 2.フィルムの滑り性が悪い 滑り性が悪いと、巻き取る際にフィルム間の空気が外に逃げることができず、 微小な気泡を起点としてニキビが発生します。 滑り性が悪いフィルムの他、硬く巻かれたフィルムでも同様に発生します。 気泡の量により群発することがあります。 3.巻取りコアの平滑性不良や止めテープ不良 コアの平滑性が悪く表面に凸凹があると、それを起点に発生します。 1のケースと似ておりますが、こちらは状態により群発する場合があります。 当社ではフィルムの種類に合わせてスリット刃だけでなく、 ゴム製・金属製など、タッチロールも使い分けております。 例えば、ゴムロールは金属ロールに比べて柔らかい為、 よりフィルムにフィットし空気が混入するのを防げます。 (ゴム製のタッチロールは複数種類ございます) フィルムに発生するニキビにお困りの方、 まずはお気軽にご相談ください。 ■問い合わせはこちら 「https://ono-plus.com/inquiry/」