2019.04.17
フィルム加工で発生する問題と原因【吸湿編】
フィルムも紙と同じように吸湿してしまいます。 吸湿してしまうことにより様々な問題が発生します。 左の画像は高湿な環境に晒された廃棄原反です。 水分を吸収することによって【吸湿ジワ】が発生しています。 高湿環境の他に急激な温度変化の際に発生した結露によっても起こります。 (この状態はNYフィルムによく見受けられます。) トランプや書籍が経時により歪んだ経験はございませんか? 右の画像は吸湿により【カール】状に歪んだ樹脂フィルムです。 吸湿は紙と同じようにフィルムにも発生するのです。 (【カール】は貼合基材の張力の差(ラミ品)、巻癖等でも発生します。) 紙管を使用する場合は、吸湿防止用にアルミが巻かれた紙管を用意します。 当社では全ての加工環境の温度と湿度が管理されております。 また、梱包材にバリア性の高いオピニュウム(アルミ箔複合フィルム)をご提案することも可能です。 吸湿しやすいデリケートなフィルムの加工も当社にお任せください。 ■問い合わせはこちら 「https://ono-plus.com/inquiry/」