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製袋(せいたい)加工とは、原反で出来上がったフィルム(ラミネートフィルムを含む)を使用に即して様々な袋状に加工することです。
袋の種類が多いため「前編」と「後編」と分けて紹介します。
今回は「二方袋」「三方袋」「チャック付き三方袋」「合掌袋(背張り)」「ボトムシール袋」を紹介します。
【二方袋】(にほうたい)
フィルムや半分に折り両側をシールした形です。
比較的小さな袋が多く、簡易包装に使われています。カマス袋とも言います。

 
【三方袋】(さんほうたい)(さんぽうたい)
二枚のフィルムを底と側面の三方を貼り合わせた形です。
外観性、生産性に優れています。

 
【チャック付三方袋】
三方袋にチャックがついた袋です。
密封性、防湿性、再封性などの機能を付けるために、チャックがつくようになりました。


【合掌袋(背張り)】(がっしょうたい)
1枚のフィルムを背中と底で貼り合わせた形です。
人が合掌している様になっていることから呼ばれています。
お菓子の袋などでよくある、袋の裏のつまみ部分(背貼り)はフィルム同士が重なり開封時につまんで開けるようになっています。

 
【ボトムシール袋】
筒状のチューブ状のフィルムを袋の長さにカットし、底に当たる部分を溶着して袋の形状にします。この方法を「ボトムシール方式」といい、一般的にポリ袋、ビニール袋はボトムシール袋です。

 
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