2019.08.01
フィルムの基礎知識【プラスチック基礎編】
プラスチックフィルムとはプラスチックを薄くシート状に成型したものです
今回は身近にあるプラスチックとは何かについて紹介します。
プラスチックとは
「プラスチック(plastics)」という言葉は、英語のplasticity = 可塑性(かそせい)を語源としています。
今回は身近にあるプラスチックとは何かについて紹介します。
プラスチックとは
「プラスチック(plastics)」という言葉は、英語のplasticity = 可塑性(かそせい)を語源としています。
「可塑性」とは、粘土のように、形が自由に変形し、その変形した状態がそのまま残る性質のことを言います。これに対して、ゴムように指で押すとくぼむけれども、指を離すと元に戻るような性質を「弾性(elasticity)」といいます。
プラスチックは「熱可塑性」で熱を加えて高温の状態のときに粘土のように、形が自由に変形できます。ですからプラスチックは火などの高温に晒されると陶器性のものとは違い溶けてしまいます。
プラスチックは「熱可塑性」で熱を加えて高温の状態のときに粘土のように、形が自由に変形できます。ですからプラスチックは火などの高温に晒されると陶器性のものとは違い溶けてしまいます。
プラスチックは原油を材料にしています。
原油は石油精製工場でいくつかの成分に分けられます。このうちプラスチックを作る材料として必要な成分(ナフサなど)がパイプラインやタンカーで石油化学工場に送られ、エチレン、プロピレンなどのモノマーに分解されます。
蒸留【じょうりゅう】
多成分の混合溶液を熱し、沸点の違いを利用して各成分を分離することで精留や分留と同じ意味です。
留分【りゅうぶん】
蒸留によって、もとの液体混合物から沸点別に蒸発分離して得られる各成分。石油の分留におけるナフサ留分・灯油留分などに使われます。
ポリマーとモノマー
温度や圧力を加えたりすると、結合して強靱な物質が生まれます。繰り返し結合していくことを「重合する」といい、その結果できた物質をポリマー、結合する前の個々の物質のことをモノマーと言います。
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「https://ono-plus.com/product/」
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原油は石油精製工場でいくつかの成分に分けられます。このうちプラスチックを作る材料として必要な成分(ナフサなど)がパイプラインやタンカーで石油化学工場に送られ、エチレン、プロピレンなどのモノマーに分解されます。
蒸留【じょうりゅう】
多成分の混合溶液を熱し、沸点の違いを利用して各成分を分離することで精留や分留と同じ意味です。
留分【りゅうぶん】
蒸留によって、もとの液体混合物から沸点別に蒸発分離して得られる各成分。石油の分留におけるナフサ留分・灯油留分などに使われます。
ポリマーとモノマー
温度や圧力を加えたりすると、結合して強靱な物質が生まれます。繰り返し結合していくことを「重合する」といい、その結果できた物質をポリマー、結合する前の個々の物質のことをモノマーと言います。
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