ONO plusブログ

労働災害の撲滅に向けた取り組みは、ONO plusの最優先事項のひとつです。

弊社では品質保証部が中心となって労働災害撲滅に向けた活動を一層強化しています。例えばKYT活動もその一環です。KYTとは“危険予知トレーニング”の略、すなわち自分たちの仕事場、身の回りに潜む様々な危険を予知するための訓練です。この活動を開始してから数か月が経過しますが、少しずつ従業員の危険を予知する視点が養われてきており、小さな危険も見逃すことのないように訓練が進められています。

また、日頃から工場内で使用する作業道具も、安全面を重視して選定しています。例えばカッターナイフ。我々フィルム加工の作業においては、カッターナイフは必要不可欠な道具であります。フィルムを切る、段ボールを切る、テープ類を切る、梱包資材を切る。様々な場面でカッターナイフが使われていますが、いざ使い方を誤ると手足を切ってしまうなど、重大な労働災害につながります。

というわけで、最近ではカッターナイフの使用頻度をできるだけ少なくしようという取り組みで、カッターナイフとは違う別の代用品を使用しています。長谷川刃物株式会社という会社が販売している“ダンちゃん”。これは一見カッターナイフのようなものですが、刃物がカッターナイフのように鋭利なものではないため、不意に手足を切って怪我をしてしまう事を防ぐことが出来ます。カッターナイフによる怪我につながる場面を少しでも減らすための試みです。

労働災害は、本人だけでなく、その家族や知人をはじめ、会社にとっても非常に悲しい出来事です。従業員全員が危険を適切に認識できるようにして、今後も労働災害撲滅へ積極的に取り組んでいきます。