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業務中に使用するPCの中には、特殊な用途のシステムが入っているものがあります。
例えば、弊社では製品ラベルの発行システムなどがそれに当たります。
こういった特殊な用途のPCは、調子が悪くなっても簡単に交換することができず、なんとか修理して使いたいという場合もあるかと思います。


よくある症状としては

・PC使用中に突然ブルースクリーンになってしまう
・PC電源スイッチを押すと、電源ON・OFFが勝手に繰り返される(起動時の挙動がおかしい)
・Windowsが立ち上がらず、「メモリに問題がある」「メモリが見つからない」といった意味の英文が画面に表示される
といったものが挙げられます。
こういった症状はメモリの交換だけで改善する可能性があります。


今回は比較的簡単に直せるデスクトップPCのメモリの交換方法について紹介します。


①PCのケースを開ける


②メモリを取り外す


左右の爪を倒してメモリを取り外します。
※作業時には静電気に注意してください。
※メモリの差込口が複数ある場合は挿さっている位置を覚えておいてください。


③メモリの規格を確認する。


PC3-10600、PC4-22400やDDR3-1333、DDR4-2800といった表記がメモリの規格です。
画像のメモリはPC2なのでPC3やPC4よりも古い規格です。
同じ規格のメモリであれば、メーカー関係無く交換できます。
同型のPCがある場合、メモリのみ移設する事もできます。


④メモリを挿し込む

挿さっていた位置に交換用のメモリを挿し込みます。
切り欠き位置が合う方向にセットして、親指で上から押し込みます。
パチっと音がして左右の爪が持ち上がれば挿し込めています。


最後にケースの蓋を閉めて作業は終わりです。


PCの故障は部品の交換で簡単に直る事もあります。

どうしても交換できない古いPCで、メーカー修理も難しい場合は、試してみてもよいのではないでしょうか。


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