2019.08.07
フィルム加工で発生する問題と原因【端面不良編】
スリット加工が必要な状況は色々あります。 欲しいサイズのロールが入手できないため・・・ 1つのロールから複数の製品に仕上げたい・・・ 大きいロールをたくさん生産してアイテム毎にサイズを変更したい・・・ 今回はスリット加工が必要な状況の中から「端部の不良」について3つご紹介します。 ①バリ 【ヒゲ】や【毛羽立ち】とも言います。 スリット刃の欠損や研磨不良、刃物の入れ具合が浅い、等に起因して発生します。 ②波打ち スリット刃の切れ味不良(≒研磨不良)で発生します。 刃物の選定を間違えた場合にも発生する可能性があります。 ③座屈 【象足】とも言います。 端部が保護されていない縦置き原反で良く発生します。 自重によってパレット等の跡がついた状態です。 以前、端面不揃いについてご紹介しましたが。 上記のような原反には巻替え作業だけではなくスリット加工が必要になります。 (不良部分をスリットして綺麗な製品に仕上げるわけです) 当社では刃物によって使い捨てにするものと研磨するものを管理しており、 いつご依頼を頂いても万全の切れ味で対応出来る環境が整っています。 端部不良や外観不良でお困りの方は是非当社へお問い合わせ下さい。 ■問い合わせはこちら 「https://ono-plus.com/inquiry/」