2018.10.17
フィルム加工の基礎知識【高密度除電編】
高密度除電の目的は、フィルムにコーティングを行う際のムラを予防するために行います。 コーティングのムラはスタティックマーク(帯電模様)が主な原因です。 高レベルのイオン(+と-)をフィルムに照射することで、スタティックマークを上書きし、その後、余ったイオンを除電することで、ムラの原因となるスタティックマークを無くします。 スタティックマークとは? スタティックマークは誘電体表面で正と負の帯電が細かく入り組んで保存されている状態です。正と負の帯電が細かいほど、相互に電界を閉じてしまうため、外部からは検知することが難しく、除去も困難である特徴があります。 小野工業の高密度除電のページはこちら 「https://ono-plus.com/product/#system」 問い合わせはこちら 「https://ono-plus.com/inquiry/」