2019.05.15
ラミネートフィルムのスリット加工について
ラミネートフィルムはスリット加工の扱いが特殊な場合があります。 各層を貼り合わせする時の張力にムラがあると原反にシワや厚薄やカールや伸縮ムラ等が発生し、 張力設定や巻取軸のバランス調整を随時変更しなくてはいけません。(図1、2) また、貼り合わせ時に混入した異物は、それ自体が問題になるばかりか、 ロール状にした際にニキビの発生原因となる場合もあります。(図3) 当社でスリットを行う場合、下記の対応などが可能です。 ・巻取軸端部の左右のバランスを調整できる。 →偏肉の多い原反も綺麗に巻き取れます。 ・巻出軸の前後の巻出角度を変えられる。 →偏肉の多い原反も綺麗に巻き出せます。 ・浮かし巻き。 →タッチロールに触れさせずに加工する。 ・耳の巻取りはトラバース(ボビン)、ストレート巻の両方に対応。 ・巻内面か巻外面のどちら側から刃を入れるか選択できる。 →巻出し面と巻取り面が指定できる機械があります。 ・異物(その他の欠点)の検知作業、除去作業が可能。 →検知結果はマップにして提出可能です。 貼合などの加工は協力会社にて対応しております。 ラミネートフィルムの扱いにお困りの方は是非ご連絡ください。 ■問い合わせはこちら 「https://ono-plus.com/inquiry/」