ONO plusブログ

ONO-plusでは今年2月から、ベトナム出身の実習生の皆さんが新しい仲間として加わり、各工場で日々活躍しています。
今回は、実習生4名が12月11日に実施される 技能検定実技試験(工業包装 基礎級) に挑むための練習風景をご紹介します。

【ONO‐plusで活躍中の実習生4名の練習風景】

◆技能検定とは?
技能検定は、働く人々が身につけている「技能」のレベルを、一定の基準にもとづいて評価・証明する国家検定制度の一部として実施される試験です。
単なる知識の有無ではなく、実際の作業を通じて その職種で求められる技能がどれだけ習得されているか を測ることを目的としています。

◆初回練習はYawata-Factoryで実施
初回練習では、各工場の部門長がYawata-Factoryに集合し、約2時間にわたり実技内容の確認と一連の作業の流れを指導しました。
試験内容は、1時間以内に段ボールケースを包装用ラミネート紙で包装するというもの。一見シンプルに見えますが、実際にやってみるととても奥深い作業です。

◆作業工程は細部の精度が鍵
決められた材料を使い、以下の工程を正確に行います:
• 段ボールケースの組立
• 段ボールケースへのマーキング
• 包装用ラミネート紙の切り出し
• ラミネート紙圧着貼り(圧着幅20mm)
• クラフトテープ貼り(折り返し50mm)
ラミネート紙のサイズは 488mm × 1204mm など、すべて細かく規定されており、精度とスピードが求められます。

◆日々の練習で技能を磨く実習生たち
初回は対策マニュアルや動画を確認しながら一つひとつの作業を丁寧に進めました。
試験日まで、4名は各工場で練習時間を確保し、工場メンバーの温かいサポートを受けながら合格を目指して頑張っています。


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