ONO plusブログ

ONO plusでは様々な地域に向けて製品を出荷しておりますが、その中には海外輸出となる製品があります。今回は輸出製品に対して使用できる木製パレットについてご紹介します。

日本から製品を輸出するにあたり木製パレット使用する際は、荷物に付着した害虫が海外で繁殖するのを防ぐために特別な処理を行って消毒・害虫の駆除を行わなくてはなりません。処理の方法は熱処理(HT)、燻蒸処理(MB)から選ぶことができ、行った処理によってパレットへの表示方法が変わります。

●熱処理(HT)
材の中心温度が56℃以上で30分以上保持するように加熱処理します。
パレットには(HT)と刻印がなされます。
 

●燻蒸処理(MB)
臭化メチルを用いて燻蒸処理します。
パレットには(MB)と刻印がなされます。
弊社では輸出梱包ご希望の際、主にプラパレットや熱処理パレットを梱包資材として提案しております。
燻蒸パレットが必須の場合は個別にご相談させて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。


※参考
"よくある質問集FAQ".植物防疫所.2014年7月31日.
https://www.maff.go.jp/pps/j/konpozai/faq_jpn_2009_12.html