2020.10.07
オシレーション加工
ONO plusはオシレーション加工に対応可能となりました。 オシレーション(oscillation)には「振動」や「変動」という意味があります。フィルムの加工においては、あえてロール端部が揃わないように巻く事をオシレーション加工といいます。 オシレーション加工は主に、原反に偏肉(厚みムラ)が発生している場合に実施します。偏肉が発生しているロールをオシレーションなどの対策無しで巻いてしまうと、厚い部分が積層されてコブ(ゲージバンド)発生のリスクがありますが、オシレーションを実施することで厚薄を分散させることができ、経時変化によるコブ(ゲージバンド)発生のリスクを抑える事ができます。 ※コブを要因とする不具合は過去記事(フィルム加工で発生する問題と原因【コブ編】)をご覧ください。 ONO plusはこれまで偏肉が発生している原反にはフリクションシャフトやセンタードライブ方式の機械などで対応してきましたが、さらに心強い加工方法が加わることとなりました。 フィルムの偏肉で悩まれている方はまずはONO plusにご相談いただけますと幸いです。 ■問い合わせはこちら 「https://ono-plus.com/inquiry/」