ONO plusブログ

スリットする際、幅が小さいフィルム(耳)を巻き取るときに耳巻き機を使います。
ダンサ付き耳巻き機は、普通の耳巻き機より耳が切れにくいようになっています。
今回はダンサ付き耳巻き機について紹介します。
以前の耳巻き機の記事はこちら
https://ono-plus.com/?p=1750

ダンサ付き耳巻き機とは文字通りダンサ機構が付いた耳巻き機です。

ダンサ機構
ダンサ機構とはフィルムに対して一定の張力を保つように設計された機能です。
上下に動くローラーが張力の調整をしています。

耳が張った状態(張力が強い状態)になるとローラーが上に動く事により耳を弛ませる(張力を弱くする)ように動き、耳が弛んだ状態(張力が弱い状態)になるとローラーが下に動く事により耳を張る(張力を強くする)ことで耳の張力を調整しています。
下記の写真では赤枠のローラーが上下に動く事により張力を調整しています。

ダンサ機構が付いていないと巻取り側(芯部)に凸凹の状態で耳を巻取ると張ったり、弛んだりして耳が切れるリスクが高くなります。弛むとスリッター機のローラーに絡まり耳が切れます。また張るとフィルムが張力に耐え切れなくなり切れます。
上記の事もあり張力をある程度調整できるので、ダンサ機構が付いている耳巻き機は耳が切れにくいです。

下記の写真は機械の下についているダンサ付き耳巻き機です。赤枠のローラーが上下に動く事により張力を調整しています。


上記の写真でもわかるように、ダンサ付き耳巻き機でも両端に耳があまり通らないので、耳入れは必要です。
以前の耳入れの記事はこちら
https://ono-plus.com/?p=1784

ONO plusでは上記の機械を取り入れて不適合品を少なくしていきます。