ONO plusブログ

今回は弊社が対応している作業の中から、意外と可否確認の問い合わせが多いものをご紹介する【第2弾】です。前回の【第1弾】はこちら「https://ono-plus.com/?p=2075」

①印刷品のスリット
基準となるラインが流れ方向に印刷されていれば印刷柄に追従してスリット加工を行うことが可能です。印刷されたラインを基準にしてEPC(光電式)が追従制御を行いますので、必要な部分のみをスリットして製品化することができます。
基準となるラインが印刷されていなくてもスリット加工を行うことはできますが、その場合はフィルム端部に追従させる(もしくは手動制御)ことになりますので、印刷柄が蛇行していると希望のスリット位置でスリットできない場合がございます。
EPCの詳細については過去記事でご紹介しております。【ウェブガイドシステム】「https://ono-plus.com/?p=1350



②NG品の良品化
特定の箇所にNG欠点が発生しているロールの「NG部分のみ」を除去し、良品同士を繋ぎ合わせることで1本の良品に仕上げることができます。NG箇所は既にお持ちの欠点マップでご指示を頂くことができるほか、弊社の欠点検査機にてNG箇所を特定することも可能です。



③フィルムクリーニング(除塵)
異物や切粉、パーティクルなどが混入・付着したロールを、クリーニングローラーなどを通すことでクリーニング(除塵)することが可能です。検査機が設置された機械ではクリーニングの効果を確認しながらクリーニングを実施することが可能です。詳細は過去記事でご紹介しております。【除塵】「https://ono-plus.com/?p=942



④異なる幅同士のジョイント
異なる幅の2本のロールを、スリット加工を行うことで同じ幅の1本のロールに仕上げることが可能です。そのままでは使い道の見つからない短尺ロールも、需要の高い違う幅の長尺ロールに仕上げることができます。



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